多汗症治療を受けている方に注意をして欲しい日常ポイント
多汗症に悩み医療機関で治療を受けている方もいるでしょう。
医師の診断と指示に従い、適切な治療を進めていけば改善もしくは完治することが可能です。
しかし、そればかりではなく日常生活での改善方法を考えておくことも大切。
そこでここでは、具体的な生活の中で気を付けたい事をご紹介します。
自律神経を整える
自律神経を整えることは多汗症のために良いアプローチです。
中には、極度の緊張や交感神経が優位に働くことで汗が大量に出てしまうという方もいます。
自律神経を整える方法は、ストレス解消や睡眠時間をじゅぶんに確保すること。
さらには、緊張する場面があれば「事前にシミュレーションを行う」のが効果的です。
ストレス要因が強い場合、皮膚科・形成外科・外科以外にも心療内科にて治療を行ってくれることもあるので、相談をしてみるのも良いかもしれません。
発汗を増悪させない
多汗症の治療期間中は、発汗を増悪させないように心掛けて下さい。
例えば「カプサイシン」。
唐辛子成分の1つなのですが、刺激物と考えると分かりやすいかもしれません。
刺激物は汗をかきやすい状態にしてしまいます。
その結果、大量の汗を書いてしまう事も考えられるのです。
また、無酸素運動も避けるようにしてください。
身体に負担がかかる激しい運動を多汗症治療期間に行うのは控えるのが理想的。
なお、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動は逆に良いとされています。